SEIYO農業レポート①
<SEIYOの農業部門の始まりについて>
SEIYOでは農業を行っています。
学習塾がなぜ農業をしているの?と聞かれそうですが、
農業をやっています。
農業をスタートして10年ほどです。
養蚕からスタートして、
現在では、うるいの栽培、イチジクの栽培、行者ニンニクの栽培、タラの木の栽培などをやっています。
私は農家の出身ではありません。
なぜ学習塾が農業をしているのか?
いろいろと理由はあるのですが、
農家さんが学習塾をするのではなく、
学習塾が農業をすることに意味があると考えています。
農業部門をスタートさせた一番の理由は、
人はこの世に生まれてきて、
土から生まれたものを食べ、
土から生まれたものを食べている生き物を食べ
土の上で生活し、
いずれついに還る存在だからです。
人間は長い間その歴史の中で、
いえ、有史以前から、土に根差して生きてきたのです。
人間をまさに人間にしてくれたもの。
人間に文明を与えてくれたもの
それが農耕と牧畜です。
農業にかかわるということは、
まさに人間の原点に向き合うということなのだと思うのです。
学習塾は、というよりも、
教育とは、個々人の。よりのぞましい成長をお手伝いすること。
それは、その人個人と向き合い、
人間というものと向き合うということだと思うのです。
教育と農業は多くの関連性と共通点があると思うのです。
以後、順次お話させていただくことになると思いますが、
関心のある方はお読みいただけると幸いです。
SEYOの教育理念にかかわることも多分に含まれています。
大学入試の現文や小論文、英語の長文などに頻出する内容も含まれていたりします。
さまざまな視点からお読みいただけると嬉しいです。
(R3・11・30)