やる気に頼らない
子どものやる気に悩む親の共通点は、
やる気が出る→勉強に取り組むという
順序が前提になっています。
でも、
これは半分正解で半分不正解です。
大人の仕事や家事を例に考えてみれば、
必ずしもやる気があるから取り組んでいるわけではありませんよね。
初めはやる気が無くても、
仕事をやり始めると次第に気分がのって来る
ということは多いのではないでしょうか。
勉強も同じです。
ところで、
仕事や家事はやらなければ生きていけないものですが、
子どもの受験勉強は必ずしも必要なものでは、
ありません。
しかも勉強はやりたくないものである場合がほとんどです。
だから、
まずはやってみるという気持ちを引き出すことが大事になってきます。
その方法として
①手数を減らす
勉強の準備をなるべく減らすと勉強に取り掛かりやすくなります。
例えば、机の上に勉強道具をならべておく、
勉強する所に付せんをつけておくなどです。
②成長を可視化する
ちょっと頑張ったところでもちゃんと認めてあげましょう。
③やらざる得ない環境におく
いろんな勉強しない理由をつけて逃げ続ける子には、
やらざる得ない環境を本人に与えることもありかもしれません。