自分の行動が与える影響

箱根駅伝の強豪

青山学院の原監督のご著書の中で、

 

2位以下をぶっちぎりで引き離して

もう逆転は不可能なくらいの差がついた状態で

アンカーに襷が回ってきた時

アンカーで走る選手は

どんな気持ちだと思いますか?

 

 

自分は普段通り走ればいい。

もう優勝は確定。

それがわかっているのですから

つい笑顔になりそうですよね。

でも、原監督は

「最高記録を出すつもりで

誰よりも真剣に走れ」と伝えたそうです。

 

なんでかわかりますか?

 

青学の陸上部には

たくさんの部員がいます。

箱根を走れる選手はそのうちの一握り。

みんな選手を目指して

厳しいトレーニングをします。

選ばれなかった部員が

ニコニコしながら余裕で走ってる姿を見たら

どう思うか。

 

「あれなら俺でもよかった」と

思うでしょう。

 

誰がどう見ても

「あいつがアンカーに選ばれて当然だ」と

思わせる走りをしなければいけない。

そして後輩がそれを見て

どんな時でもベストを尽くす姿勢を学ぶ。

 

勝てばいいわけじゃない。

タイムがよければいいわけでもない。

自分の走りで何を残せるかを考えろ。

 

そういうことなんです。

 

結果を見れば

「もう優勝は決まってるんだから

そんなに必死にならなくたっていいじゃん」

なのです。

 

もう偏差値届いてるんだからいいじゃん。

もう内申点足りてるんだからいいじゃん。

とりあえず入試受かるんだからいいじゃん。

もう選手に選ばれたんだからいいじゃん。

 

目標達成してるんだからいいじゃん。

そう思ってしまいそうな気がします。

 

でも、目標を達成したら手を抜く人と

目標達成は通過点と考えて

さらに上を目指す人。

 

どちらが勇気を与えるでしょう。

 

自分の姿が

周りにどんな影響を与えるかを考える。

 

日本一を目指すチームは

こうして作られているんですね。

 

大事にすべきことを間違えない。

なんのために?を忘れない。

 

それができる人が、

周りに影響を与える人になれるんですね!

 

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