勉強方法・・・暗記のすすめ
勉強方法・・・暗記のすすめ
成績を上げるためには、
基本的に2つのことをクリアすればよいでしょう。
1つめは、これまでできなかったことができるようになること。
2つめは、ミスをへらすこと。
ここでは、1つめについてお話ししましょう。
これまでできなかったことができるようになる、というのは、これまで解けなかった問題が解けるようになることです。それには、必要なことをしっかりと覚え、しかもテストの時間内に書けなければなりません。
そこで重要になるのが、
①正確に覚えること、
②すぐ使えるように即座に思い出せるように覚えること、です。
テストでは明確に覚えていることのみが役に立ちます。あいまいな知識は得点に結びつきません。特に、思い出すのに時間がかかると、肝心の応用問題に時間をかけられません。
成績を大きく分けるのは、揺らぐことのない確実に暗記した知識なのです。
勉強の基本は暗記です。覚えなければ何も始まりません。
たしかに、理想は丸暗記よりも考え方を理解して覚えることです。しかし、すべてを理解して覚えることができるとは限りません。
ここで注意したいのは、理解はしていても覚えていないものは、そのとき限りで終わってしまい、それ以降は使うことができないということです。
一方、理解はしていなくとも覚えてさえいれば、最低限覚えたことは使えるし、
覚えたものを繰り返し使っていると理解が深まります。
学校で覚えた内容をTVや映画などで目にすることは、よくある話ですよね。
その経験がよい復習となるとともに、学校で習ったときとは違った角度で理解するために応用力がついていくのです。
したがって、まずは覚えることが大切なのです。
次回からは、「覚える」コツについてのお話をしたいと思います。
(R04.07.22)