自分との勝負

受験も後半に入り、また、模試のシーズンにも入りました。

「あの人はできている」
「私はできていない」

「あの人はあんなに勉強している」
「私はできていない…」

など、他人の行動や活動が目に付く方も
多いかもしれません。

他人と自分を比べて、落ち込む日々を
過ごしている人もいるかもしれません。

もしも、そうなら

「他人と比較するのは、やめましょう。」

他者と比較してエネルギーをもらえる
のならいいのですが

落ち込んでいたり、やる気や行動にブレーキが
かかったりしているなら
少し止めてみましょう。

おそらく、あなたとみんなとは、
何かが違うはずです。

時間だったり、それまでの経験だったり
サポートしてくれるなどの環境だったり
住んでいる地域だったり、土台が違うと思うのです。
基となる基準が違うと思います。

基になる基準が異なるのですから
そのまま比較しても仕方がありません。

もう一つ、外から見える現象と
実際のその人に起きている実情とは
かけ離れていることも多々あります。
つまり、勘違いです。

その勘違いのまま、比較してしまうと
幻想によって自分で自分を苦しめてしまいます。
もったい無いように思います。

比較に苦しむよりも大切なことは、
いまの自分の環境、実情の中で
精一杯行っていくこと。

ゴールとの関係で適切なことを
現状の中で精一杯やっていくこと。
です。

この方が、比較するよりも
自分のゴールによっぽど近づきます。

もしも、いまの自分にとって
「適切なこと」が分からない方は
どうぞ、個人面談や
保護者面談を活用してください。

ただ、より適切なアドバイスを受けるには
ポイントがあります。

それはは、恥ずかしいと思いますが
自分の実情を素直に(すべて)伝えること
です。

そうでないと、先生の方も不十分な認識のまま
不十分なアドバイスしかできないからです。
ちょっと気を付けてみてください。

あともう1つ。
もしもできればやってもらいたい

エクササイズがあります。

それは、今日から本試験の間
「自分をほめる」習慣をつくりましょう。

もしも上記のような思考パターンに陥って
いらしたら、それは、自己肯定感を高め
られていない可能性があります。

それは、あなたの責任というよりも
日本という社会が、「ああしちゃいけない。」
「こうしちゃいけない。」「こうしなさい。」
「○○に比べてあなたは■■」etc
個人の意思や行動を肯定しない環境が比較的
整っていて、その中を生きてきてしまえば、
そうなってしまうのも無理はありません。
その点は、自分を責めないでください。

エクササイズのやり方は超簡単です。

その日、1にち。
自分を褒めてあげられる「行動」を3つ。
手帳やノートに書き出します。

注意点は、「行動」です。
「思ったこと」ではありません。

例えば、今日、「中2の数学の一次関数
を復習した私は素晴らしい!」
です。

「行動」+「な私は素晴らしい!」という
形式で行ってみてください。

これを続けた人の効果は
「できない」が口癖の人の行動できない
理由がなくなったり

「自分はできる」と思っている方が
頑張らずに自然体で行動できるように
なって、成果がでるのが3倍以上加速し
たり

感情のアップダウンがなくなったり

と成果が出ています。

よければ、ぜひ、やってみて
ください。

効果があったら、試験後、教えて
ください。

本試験まで、まだ時間はあります。
いまある自分の環境の中で
精一杯、進んでいきましょう。

 

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https://lin.ee/LTX2AOr