令和6年度酒田南高校2月入試解答解説【理科その1】

大問1

1 エ。アは大静脈は厚く弾力があるつくりをしていない。イは右心室が間違いで正しくは左心室。ウはcは肺静脈ではなく肺動脈。

2 g。小腸で栄養分は吸収され、その後すぐの血液が栄養分を含む割合が高い。

3 ①肝臓  ②脳

4 イ、ウ、エ

5 30秒。5000÷80=62.5回(全身の血液量をすべて心臓から送り出されるにかかる回数)運動直後は1分間で125回の心拍数なので、1回の拍動にかかる時間は、60秒÷125回=0.48秒/回。62.5回×0.48秒=30秒。答え、およそ30秒。

 

大問2

1 ウ。エンドウは離弁花類です。離弁花類は、アブラナ、ホウセンカ、サクラ、バラなどがあります。

2 1目 2めしべ 3目

3 Aは子房、Bは種子です。イチョウは裸子植物なので、子房はないが種子はあります。よって、ウ。スギナはシダ植物なので、子房も種子もありません。よって、エ。

4 生殖細胞は減数分裂によって染色体の数が半分になるから。

5 2:5:3

6 ウ

 

大問3

1 イとエ。同じ金属やエタノールなどの非電解質が使われているものは、電流は流れません。

2 化学電池

3 銅よりアルミのほうがイオンになりやすいので、アルミから電子が供給されます。アルミが正極(+)、銅が負極(-)になります。炭素棒Bにはアルミから電子が送られてきて、その電子を塩化銅水溶液中の銅イオンがもらうので、炭素棒Bには銅が付着します。それと同時に炭素棒Aでは塩化物イオンが電子を放出して塩素分子として空気中に出ていきます。なので、塩化物イオンの量が減っていきます。また、銅板では、炭素棒Aから送られてきた電子を塩酸内の水素イオンが受け取り、水素分子となり空気中に出ていきます。

よって、答えは炭素棒Bです。

4 2Cl-→ Cl2 + 2e-

5 +極。できた水素分子は3個。

アルミ原子1個で電子3個失うので、アルミ原子2個で電子6個発生する。その電子は炭素棒Bに行き、銅イオンに供給される。銅イオンはCu+2なので、電子6個は銅イオン3個分に電子が供給され、3個の銅原子になる。塩化銅はCuCl2で、銅原子1個に塩素原子2個がくっついているので、銅原子3個で塩素原子6個が、塩化物イオンになって炭素棒Aに6個の電子を供給します。その6個の電子は、銅板にいき、うすい塩酸中の水素イオンH+に供給されます。そして、6個の水素原子ができます。6個の水素原子は、3つの水素分子H2を形成します。よって3個。