令和6年度酒田南高校2月入試解答解説【数学その3】

大問5

番数        1、 2、 3、 4、 5、 …

たて1列のレンガの数    2、 3、 4、 5、 6、  …

よこ1列のレンガの数   1、 2、 3、 4、 5、 …

レンガの数      6、 10、 14、 18、 22、 …

花壇の面積        1600 、 3600、  6400、  …

(1)

4番目の花壇は、たて1列に5個、横1列に4個レンガが必要なので、 5×2+4×2=18(個)

(2)

たてのレンガの数はn+1個、横のレンガの数はn個で表せるので、必要なレンガの数はそれぞれ2列ずつあるので、

2(n+1)+2n=4n+2(個)

(3)

n番目の花壇の占める面積は、縦の長さは20(n+1)㎝、横の長さ(20n+20)㎝の四角形の面積。

(20n+20)二乗=400n二乗+800n+400

 

大問6

(1)

【証明】

△AECと△BDCにおいて、

仮定より

AC=BC

①AE=BD

弧DCに対する②円周角は等しいから

③∠EAC=∠DBC

したがって

④2組の辺とその間の角がそれぞれ等しいので、

△AEC=△BDC

(2) 

△ABCは正三角形より、∠ACB=60°

∠ACB=∠ACE+∠ECB…①

∠DCE=∠BCD+∠ECB…②

△AEC≡△BDCにより

合同な三角形の対応する角は等しいので、

∠ACE=∠BCD…③

①②③より∠ACB=∠DCE=60°

(3)

線分ADが、線分BCの中点を通るとき、ADは円Oの中心を通るので、ADは円O直径になる。

また、ADは∠BAC=60°を二等分するため、

∠DAC=30°となる。

また、ADが直径であることより、∠ACD=90°なので、

△ACDは、30°、90°、60°の直角三角形になる。

この三角形の辺の比は、1:2:√3より

AD:AC=2:√3

AD:6=2:√3

AD=4√3

(4)

(2)において∠DCE=60°…①

(1)において合同な三角形の対応する辺は等しいので、

CE=CD…②

①②より△CDEは正三角形より

∠CED=60°…③

点CからADに垂線を引き、その交点をFとすると、

∠AFC=90°。

弧DCの円周角は等しいことより、∠DBC=∠DAC=45°

残りの∠ACF=45°

よって、△ACFは45°、45°、90°の直角三角形なので、

辺の比は1:1:√2

AC:CF=√2:1

6:CF=√2:1

CF=3√2…①

さらに、△CEFにおいて∠CFE=90°、∠FCE=60÷2=30°、残りの∠CEF=60°より、辺の比は1:2:√3

CE:CF=2:√3

CE:3√2=2:√3

CE=2√6

CE=DEより、

DE=2√6