センター試験英語から考える

センター試験英語の2004年本試第3問Cは、「外遊び」が子どもたちの社会性を身に着ける上で大事だという趣旨の英文です。

現在「ひきこもり」の問題が社会問題になっています。ひきこもっている人は、全国で70万人ともいわれます。

ひきこもりの背景となっているのが、家族や地域の形態の変化です。昔は、曾祖父母、祖父母、父母、子ども、おじ、おば、その子たちが大家族で同居していました。隣のおじさん、おばさんも家に出入りしたり、近所の子たちとも一緒に外で遊んでいました。そうしたさまざまな大人たちとのかかわり合いや外遊びの中で、自然と社会性が身についていました。

しかし、近年は核家族化がすすみ、父母子どもが家族の構成員であり、子どもも1~2人が多く、地域のつながりも希薄化しています。当然ながら人と接する機会が少なければ、社会性が高くなることはないので、その社会性をどう身に着けるかが今後の課題です。

大学入試改革が進んでいますが、正解のある問題を効率よく点数をとるための勉強だけでなく、答えのない問題を考える力も必要になってきています。青陽は、そうした力を身に着けるサポートもしていきます。