私のまち酒田②

酒田祭りが終わり、

酒田の田んぼは、田植えの真っ最中です。

酒田は港町としての商業都市である一方で、

穀倉地帯としての側面があります。

庄内は日本有数の米どころです。

酒田にも米農家の方々が、たくさんいらっしゃいます。

青陽の卒業生にも、米にこだわりを持って農家として頑張っている若者がおり、応援しています。

 

日本人は昔から稲に特別な意味を持たせてきました。

稲とは単に食物の一つとしてお腹を満たすものではなく、

人のライフサイクル(一生の循環)と重ね合わせ、

精神的な意味合いを持たせて尊んできました。

稲作の再生原理は、

発芽 → 生育 → 結実 → 枯死 → 種子化→ 発芽…の繰り返し、

昔の日本人の通過儀礼は、

出生 → 成人化 → 婚姻・出産 → 死 → 祖霊化→ 出生(生まれ変わり)…

 

庄内は稲に象徴されるように、命を育む場所、

「おくりびと」の地として愛すべき場所です。

庄内には、命の循環の象徴としての米など、

多くの文化的な遺産が残っています。

命や目には見えない価値を大切にする風土

を残していきたいですね。

 

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