6月5日 中3保護者対象高校進学セミナー

6月5日に中3の高校進学セミナーを実施いたしました。

内容は「家庭でのサポート」「高校入試状況」「高校合格後の注意点」

などについてお話しさせていただきました。

詳しい内容について、一部ご紹介させていただきます。

 

・地区総体が近づいて部活動が忙しくなっているが、忙しいことを言い訳にしない。

自由時間1.5時間のうち1時間を勉強にあてる人は、

自由時間が3時間に増えたら、2時間勉強する。

しかし、30分しか勉強しない人は1時間しか勉強しない。

部活動を引退した後の自由時間の増加に備えて、

つらいときだからこそ、一歩前にでることを意識してほしい。

また、受験期に長時間勉強することに慣れていないと、高校入学後に頭では分かっているが

体が動かない。高校生としての長さや強度の勉強ができない傾向がある。

 

・地方の公立高校の定員割れが続いており、選抜的な意味での入試は実質的にない状況にある。

地方には地方の良さがあるが、こと大学受験に関しては不利に働く。

そうした高校入試のハードルに合わせて勉強しても、高校卒業時のハードルは超えられない。

社会的にも人口の減少、グローバル化の流れで、外国人労働者が増えている。

昔と違ってある程度学力のある人が来ているので、そういう人たちといっしょに働ける能力を

勉強を通じて磨いていきたい。

 

・学力が伸びるかどうかは「考える力」があるかどうかが大きい。

現在の状態から目標を達成するプロセスを明確にして、「なぜそれをするのか」を考えるクセをつける。

勉強に対しては論理的に目標と現状のギャップを埋める努力をしていく。

また、基礎学力にプラスして、自分の好きなことに対してつっこむという習慣を持つとよい。

 

・親としては、「勉強しろ」ではなく、子どもにどう生きていくのか、受験の意味を考えさせる

自分の計画を立てる、守らせる。親との約束だと強制感がでてしまうので、自分で自分にした約束を守る、

自分や人に対して誠実であることの経験を積ませる。

 

多数ご参加いただきまして、ありがとうございました。

次回は夏期講習前の7月です。

夏期講習については改めてご案内いたします。

よろしくお願いいたします。

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