中3 高校・大学進学セミナー
先日、酒田東などを志望する生徒の保護者を対象としたセミナーを行いました。
大学進学を希望している生徒は、高校入試の延長線上に大学入試は存在しないことを意識してほしい。
どういう大学にいきたいかにもよりますが、一般的には高校入試の難易度よりも、大学入試の難易度は急激に上がると思ってよいです。
だから、中3のこれからやらなければならないことは、
・高校入試の過去問を解いていく。できないなら基礎レベルを埋める。
・公立高校入試レベルまでの発展的問題を解いていく。余力がある人は高校の内容に入っておく。
なぜならば、普通の高校は、中高一貫高と比較して1年はカリキュラム的に遅れているからです。大学入試のライバルとなる人たちは、酒田や庄内地域の人たちではなく、全国の特に人口の多い都市部の進学校の生徒達です。自分の周りに合わせていると、敵を知らず己を知らずして大学入試にのぞむ事になります。
大学進学を希望する人にとって、高校入試はゴールではなくスタートであり、通過点に過ぎません。人生で勝負するときがあるとするならば、それは大学入試と就職活動です。実は大学入試も通過点に過ぎず、社会人になってからがスタートです。ゴールの設定を間違えると燃え尽きてしまうので、短期だけではなく中長期的な視野をもって、日々の学習に取り組めるとよいです。
家庭でお願いしたいことは、子どもの生活にメリハリをつけてほしいです。メリハリがつくことで、集中力にもつながります。中学生の集中力はそれほど長くは続かないので、休憩を入れさせることが大事です。女子なら集中の「瞬発力」を上げていく、男子なら集中の「持続力」を上げていくことがポイントとなります。
保護者の方々におきましては、多数ご参加いただき、ありがとうございました。