酒田出身マラソン選手 茂木善作氏を知ってますか?
現在、NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公で、日本人として初めてオリンピック(1912ストックホルム大会)に出場した「日本マラソンの父」こと金栗四三(かなくりしそう)氏が話題になっています。
実は、酒田出身のマラソン選手茂木善作(もきぜんさく)氏は、金栗氏の一番弟子です。
茂木氏は、県師範学校を卒業後、小学校の先生になりましたが、向学心やまず東京高等師範学校(現在の筑波大学)に入学し、金栗氏の門下生としてマラソン道に励みました。その結果、第1回箱根駅伝では東京高等師範のアンカーとしてトップの明治大学を抜いて逆転優勝するという伝説をつくり、2020年のちょうど100年前にあたる1920年ベルギーのアントワープ五輪に出場しで20位になりました。
酒田では茂木氏の功績を顕彰して「茂木杯マラソン大会・駅伝大会」がありましたが、現在は「酒田つや姫マラソン」として受け継がれています。