青陽で勉友(勉強の友)をつくろう

勉強は覚えることが多いです。覚えるコツは、他の人に教えてみることです。他の人に教えらえるようになったら、もう一人前です。そのためには、とにかく人に話すことが大事です。人に話すと覚えられます。

集まってひとりがもうひとりに、覚えたことを説明する。上手に説明出来たら、カンペキに覚えているということです。説明を聞く人は、教科書やノートで答えを見ながらその話を聞いて、合っているかどうかチェックしてあげましょう。

また、勉友とやることのよさは、気力が続くことです。理由は、気持ちに張りがあるからです。ひとりでやっていると気が散ることが多いけれども、友達がとなりで集中していると思うと、自分も集中できます。

あの福沢諭吉も「勉友法」を若いころやっていました。モーレツに勉強をしたオランダ語が、時代が変わって通用しなくなり、英語の時代になったとき、大ショックを受けて絶望しましたが、しょうがないとにかく英語を勉強するかという気持ちになったそうです。けれども、ひとりではやる気にならないので、友達をさがしましたが、みんなに断られ、ようやくひとり英語をいっしょにやろうという友だちがみつかり、ふたりで勉強にはげみ、英語をものにしました。

友だちや先生といっしょに高め合えていけたらいいですね。