「あいさつ」について

自分が、というか青陽で徹底していることのひとつに、「あいさつ」があります。

笑顔で、明るく、はきはきとした声で、しっかりと足を止めて礼をする。

一日の最初の出会いのとき、一日の最後のおわかれのとき、

気持ちよく、声といっしょに、笑顔といっしょに、

自分の気持ちを相手に届ける「あいさつ」をしたいと思っています。

そして、そんな「あいさつ」を相手からしてもらえると、とてもうれしく感じます。

この人とは心の親しい間柄で、これからも親しい間柄でいられるんだな、

って思うことができます。

気持ちのよい「あいさつ」は、した人も、された人も、元気の素をもらえます。

自分が元気になって、自分と関わる人に元気になってもらえる一番てっとり早い方法。

それが気持ちのよい「あいさつ」。

 

「学習塾は勉強だけ教えていればいいんだ」とおっしゃる声もあります。

でも、学習塾であろうとなかろうと、

人とかかわり、社会とかかわるときに必要なことを大切にして、

子どもたちに伝えていきたいと思うのです。

確かに、学習塾は点数や合格を目標とした、学習面を特に強調してお手伝いしていますが、

学習のそもそもの目的は、人間形成と知識・技術の習得の土台を身につけることです。

目標は目的達成のための手段です。

主客転倒してしまっては、せっかくの勉強も効果半減です。

人生の目的を達成するための、目標・手段としての勉強のサポート、

という姿勢をこれからも持ち続けたいと思っています。

(R3・10・20)