「好きな事をやれ」の意味
親から子供への進路の話でよくあるのが、
「好きな事をやれ」です。
祖父母や親世代の人たちは、「我慢」の時代でした。
我慢すればいいことがある。
戦後から高度経済成長期は社会全体が
復興や経済成長という希望に向けて我慢して、
我慢した分、成果もありました。
嫌な事もいっぱい我慢したからこその
「好きな事をやれ」という発言なのでしょう。
でも、祖父母たちの我慢のおかげで
豊かになった社会。
だからこそ、
好きな事といわれても…
という人もたくさんいます。
逆説的に
選択肢がたくさんある中で
あまり我慢することもなく
生きていける時代だからこそ、
好きな事が分からないのかもしれません。
若い人は特に
自分が見えている世界はまだまだ狭く、
その中での好きな事を探すのだけではもったいない。
膨大なまだ好きじゃないことがこぼれてしまいます。
逆に嫌な事から好きな事を探すのも手ですね。
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