レジリエンスを高めるように意識する

人生に逆境や挫折はつきものです。

勉強に限らず、部活や習いごと、仕事でも

成果を出していくには、

困難に負けずに粘り続けることが求められます。

そうした力を、レジリエンス(回復力、立ち直る力)といいます。

 

なかなか思い通りの結果が出ないとき、

頑張ったのにうまくいかないときなど、

だれでも落ち込むものですが、

そこから立ち直り前向きの気持ちになれるタイプと、

いつまでも引きずるタイプがいます。

その違いは何か?

とくに重要なのが、

「感情をコントロールする力」を高めることです。

 

思いがけない窮地に追い込まれたときや、

失敗して叱られたとき、

人から嫌な事を言われたときなどに

「大変だ」、

「こんなのもう嫌だ」、

「なんでこんな目に遭わなきゃいけないんだ」と

感情反応ばかりしていても先に進めません。

そこで必要なのは、

「さて、どうしたらいいんだろう」、

「とにかく今できることからしていかないと」という

認知反応です。

一時的な動揺(感情反応)はあっても、

気持ちを切り替えて(認知反応)、

建設的な方向に踏み出すことが大切です。

 

もう一つ大切なのは、

適度に自分を追い込むことです

最近は厳しさを虐待とかパワハラと混同する風潮があり、

子供たちを取り巻く環境も過保護になりがちです。

過保護な環境に守られて挫折せずに

順調に来た人は、

レジリエンスが鍛えられていないため、

頑張っても思うような成果が出ないといった

厳しい状況に耐えられず、

心が折れてしまうといったことになりがちです。

そこで、大切なのが、

少しずつ挫折を経験したり、自分を追い込むことです。

あえて少し厳しい環境に自分を置くことで、

ストレス耐性やレジリエンスが少しずつ高まります。

無理をしなければ、それまでの能力で足りるわけだから、

潜在能力は開発されません。

今の能力のままではうまくいかず、

負荷がかかるからこそ、

潜在能力が引き出されます。

これは筋トレのメカニズムと同じです。

勉強などを通じて、心の筋肉を鍛えていきましょう。