高2大学進学セミナー

15日に、高校2年生の保護者対象のセミナーを行いました。

前半のテーマは、大学進学にかかるお金の話をさせていただきました。一部ポイントを挙げると、

 

・出願から入学にかかる費用では、「学外試験会場」、「共通テスト利用入試」、「併願割」、「ネット割」などで費用を節約できる。住居費に関連して、やまがた育英会の駒込・板橋学生会館の紹介。

 

・第一志望の大学より先に合格した大学への納付金。

 

・近年の大学生の生活の傾向として、コロナ禍の影響でアルバイト収入が減少、教養娯楽費の支出も減少。奨学金は微増。その背景として、奨学金を返せない人の増加の報道がなされたため、返還が必要な奨学金への警戒感。

 

・奨学金制度については、貸与型、給付型、特殊型の3タイプがある。特に医療・福祉系を目指す人には、条件を満たせば返さなくてよい特殊型がおすすめ。山形県や酒田市の奨学金制度、国の「修学支援新制度」の紹介

 

・入学前後にかかる多額の費用には、国の教育ローンで対応。

 

・日本学生支援機構の予約採用、在学採用、申し込む場合の資格や条件について。

 

・ここ最近、各大学では優秀な学生を確保するために独自に給付型の奨学金制度を積極的に導入。各大学の「入試前予約型給付奨学金」について。

 

 

後半は、高2の時期の大学入試に向けてのポイントをお話しさせていただきました。

・学校の授業がすべて終わるまで待っていては、大学入試には間に合わないので、やれるものから前倒しして対策していく。

 

・2年の前半は、勉強に関して危機意識が欠如しやすい時期。緊張感が途切れて勢いが鈍くなりがち。けじめをつけてやれるかが課題。

 

・2年の夏休みまでに志望校、志望職種、志望レベルなどとりあえずの目標を設定して、シュミレーション、実現へのプロセスを明確化。

 

・進路変更(シュミレーションができている)はOK。ブレる(シュミレーションできていない、直感)のはNG。

 

・そのためには家庭で時間をかけて話をしていくことが大事。丁寧にシュミレーションをかけていく。

 

多数ご参加いただきまして、ありがとうございました。

今週は高校1年生のセミナーがあります。もよろしくお願い致します。

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