もたもたしている時間はない本気の勉強とは(7/16 高3・卒生徒生徒・保護者対象セミナー)

昨日は、高校3年生・予備校生対象のセミナーがありました。

ポイントとしては、

・地方の受験生はスタートが遅いので、合格したいのならば、まずは自分の自由時間など削れるものは削り、勉強を最優先させる。時間が足りなければ落ちる。また、あきらめないことと力があることは別であり、がんばってもやることをやってないと落ちる。

・やらされているものは辛いし伸びないので、「自分」の主体性をもってやっていく。そもそも、自分から動いてやっていくものが本来の勉強であり、大学や会社に入ってからも同じ。そのためには、とにかく先生にしつこく聞くことが大事。

・協調性があると流されやすく、コミュニティのためにがんばって、付き合いが良すぎてしまう。今はまず、自分が大事であり、自分が何をしたいのかを優先させてほしい。そして、将来はコミュニティを「支えられる人間」になってほしい。「支えられる人間」とは、自分が自分の足で立っている人。だから今、立つために勉強する。

・12前月ぐらいになると、衝動的・刹那的になって、焦る。そして、感情で勉強して気持ちが正常でなくなる。いろいろ気になって無駄の多い勉強をしてしまう。冷静な軌道修正がしづらくなるので、基本的には途中で方針転換しないほうがよい。

・冷静な時に作った方針がベースになる。それは、志望大学の過去問を解くのが一番。志望校の過去問こそが最後の問題集である。過去問の使い方は、過去問を解いてできなかったところをワークや他の問題集で復習をする。そして、だんだん過去問オンリーで問題集として使えるくらいまでやりこめるとよい。

・理科・社会は特に、もはや勉強をスモールステップでやっている暇はないので、ラージステップで自分を入試のレベルに合わせていく。

 

多数ご参加いただきありがとうござました。