国語の学習法

国語の勉強の仕方がわからないという人が多いです。

全ての教科は国語を使って学習しますから、国語はすべての教科の土台となる重要な教科です。

現在の教育改革の核となっている英語も、国語力に比例して英語力が上がっていきます。

国語の勉強法で、参考になるエピソードを紹介します。

「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」で有名な俳人の正岡子規は物心ついたころから、漢学者のお祖父さんから漢詩の手ほどきを受けていたそうです。お祖父さんは、子規にひたすら漢詩を「覚え諳(そら)んじよ!」と言っていたそうです。幼年時代の子規には漢詩を理解できるはずはありません。幼児に漢詩を覚えさせる意味が一体どこにあるのかと、現代の人は思うかもしれません。

 しかし、この幼年期に叩き込まれた言葉があったからこそ、その後さまざまな感情の旅をつづけ、おびただしい数の別の言葉との出会いという人生行路によって、ある度ごとに漢詩の一節を思い出して「あの一節はこういう気持ちのことを言っていたのかもしれない」と腑に落ち、そうした快感と感動がまたまたフィードバックされて、彼の研ぎ澄まされた言葉を生み出していったのではないでしょうか。

国語の学習は、まず「言葉を覚えること」が大切です。理解できないから覚えられないではなく、覚えてから理解できることがたくさんあります。例えば、ワークや問題集の記述問題を解いて、間違えたところの解答例はそのまま覚えるようにしましょう。それが自分の言葉のストックになり、自分の国語力となっていきます。