目的達成のための執念

映画「RRR」は、

インドのイギリス植民地時代、

実在する独立運動家2人をモデルにした

英雄が立ち上がり、

イギリス領インド帝国に戦いを挑む姿を描いた

インドのアクション映画です。

 

アクションのCGもすごいのですが、

二人の「友情」と「目的達成のための執念」

が大きいテーマだと思いました。

 

友情については、

スパイとしてイギリス側の警察官になっているラーマと

妹を取り戻そうとイギリスに対抗しているビームとの間で

すれ違いや裏切りと誤解されることもありながらも、

最後は誤解が解けて総督府を壊滅させるところ

は爽快です。

 

目的意識については、

二人とも拷問されたり、

処刑されそうになったり、

殺されそうになりながらも、

くじけません。

 

なぜか?

 

背負っているものが大きいからです。

ラーマのお父さんも独立のために立ち上がりますが、

志半ばで村がイギリス軍により急襲されほぼ全滅します。

それでもラーマは父の遺志を継ぎ、

村に武器を届けるため

スパイとして潜入し偉くなって目的を達成します。

 

特にラーマの幼少期のお父さんからの教え、

感情を排して冷徹に標的を狙い撃つ、

ただただ目標達成のために徹するための

「ロード(装填)、エイム(狙え)、シュート(撃て)!」

の言葉が印象に残っています。

 

勉強もやらない理由はいくらでもつくれます。

でも、目的達成のためにやることはシンプルです。

「Just Do it!(ただ無心にやれ)!」