私のまち酒田⑦日和山公園

「日和山公園」の酒田市街、酒田港、日本海、出羽三山を一望できる景色が好きです。

河村瑞賢なくして酒田なし。河村瑞賢の西回り航路により、江戸時代の酒田の繁栄があった。

日本で2番目に古い白い木造灯台、もともと宮野浦にあったそうです。

航海の安全のための常夜灯。これを設置したことが日和山公園の起源だそうです。

先日、致道博物館の企画展「民衆のチカラ～三方領知替え阻止運動」を見てきました。

領知替え阻止が成功して、地元ではお祝いが行われました。

その時の酒田の様子を描いた大旗が展示してありました。

そこには、ばっちり常夜灯も描きこまれていました。

また、日和山公園には句碑がたくさんあります。

その中で酒田を読んだ句で好きな詩句は、

おほきなる流となればためらはず　酒田のうみにそそがむとする

齋藤茂吉

この句は、自然の雄大さ、勢い、豪快さという句のイメージとひらがな(おほきなる、ためらわず、うみ、そそがむ)のギャップが酒田っぽくていいです。

海　　　　　　　　　　　　　　　　佐藤十弥

海に生きた人

海に死んだ人

海を愛する人

海を憎む人

人さまざま

海に向かって

立ちはだかる

だが

海は海なりの姿で

時に微笑み

時に怒り

チエロを奏でる

この詩は、すべての人を包み込み、音楽的であり、情緒的なところが好きです。

日和山公園を少し下ると、港があります。

最近、港の倉庫として使われていた場所が、

「ＳＡＫＡＴＡＮＴＯサカタント」として生まれ変わりました。

飲食・物販・イベントスペース・観光・釣り情報窓口など、

地域の食と観光をテーマにした交流拠点です。

ぜひ、訪れてみてください。

過去のものもどうぞ

サイドメニュー